オープンソースのコンパクトなメディアプレーヤー「Songbird」


Songbird 0.7.0 - Beta

メディアプレーヤー時の画面

動画再生時の画面

ブラウジング時の画面

ミニプレーヤー

環境設定のアドオン画面


動作環境


メディアプレーヤーには「Windows Media Player」や「QuickTime Player」などをはじめとする様々なものがありますが、今回紹介する「Songbird」はオープンソースで公開され、ブラウザーの「Firefox」のようにアドオンによって機能を拡張することができます。
まだパブリックベータ版のため日本語へのサポートが十分ではなく、バグも多いです。ですがシンプルなインタフェースとコンパクトなミニプレーヤーは魅力的で、メディアファイルの再生には問題は無いため試す価値はあると思います。さらにブラウジングも可能ですので、音楽を聴きながらブラウジングすることが手軽にできます。


確認された問題やバグ

  • 環境設定やコンテキストメニュー、アドオンの日本語化が完全ではない
  • アドオン自体が現行のバージョンをサポートしているものが少ない
  • ブックマーク管理がしにくく、ファビコンはブックマーク毎に手動で指定する必要がある
  • ファイル名が文字化けすることがある
  • メタデータ(タイトルやアーティスト名など)に問題がある場合、メタデータエディタが使用できない、またはファイルの再生ができない
  • WMA、M4Aなどのサポートが不完全のため、メタデータの編集が完全には反映されない
  • ボリュームの調整が記憶されない事がある
  • ライブラリの規模に比例して、起動時間が長くなり、ボリュームの調整の反映に時間がかかる
  • M3Uなどの形式でプレイリストをエクスポートできない
  • 他のメディアプレーヤーなどのプレイリストをインポートすると文字化けし再生できない

メタデータによって再生ができないなどの問題が発生した場合は「mp3info」などでタイトルなどを編集してみましょう。また、私はWindows版を使用しているため他のプラットフォームのものでは異なるバグがあるかもしれません。


アドオンには対応形式を拡張する「Window Media Playback」と「QuickTime Playback」のほか、アルバムアートを管理する「Album Art Manager」、Last.fmのサイトと連携する「Last.fm」、メディアファイルの表示を拡張しアルバムアート毎にで表示できる「MediaFlow」などがあります。不安定なアドオンが多数ですので導入の際は注意してください。アドオンは「Songbird」上のブラウザーからダウンロードすると簡単にインストールできます。アドオンのダウンロードはこちらです。


ダウンロードはこちらから


参考